Posted On 2025年6月3日

【2025年最新】SABBATICAL モーニンググローリー徹底レビュー|サイズ感・設営方法・メリットまとめ

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SABBATICAL モーニンググローリー シンセティック 実使用レビュー

キャンプ好きの皆さん、こんにちは!今回はワンポールシェルター、SABBATICAL(サバティカル) モーニンググローリー シンセティックを紹介します。

モーニンググローリー シンセティックは、人気ブランドSABBATICALが誇る2~4人用テントで、その独特なデザインと広々とした居住空間が魅力のモデルです。

初心者から上級者まで扱いやすく、快適なキャンプを実現してくれる頼もしいテント。

その魅力やスペック、実際の使い心地を、筆者の体験談を交えて分かりやすくお伝えします。柔らかい語り口で解説しますので、どうぞ最後までお付き合いくださいね。

モーニンググローリー シンセティックとは?

モーニンググローリー シンセティックは、サバティカルの人気シェルター「モーニンググローリー」のポリエステル素材版です。

従来モデルのモーニンググローリーはTC(ポリコットン)素材でしたが、シンセティックモデルでは生地を150デニールのポリエステルに変更し、ポールもスチールから軽量なアルミ合金に変更されています。

その結果、総重量は約9.4kgと従来のTCモデル(約14.35kg)より約5kgも軽量化され、持ち運びや設営撤収が格段に楽になりました。

大胆に開く大型フロントパネルやワンポール構造はそのまま受け継ぎ、扱いやすさと機能性を兼ね備えたモデルになっています。名

前の通り“モーニンググローリー(朝顔)”のように開放感あふれるデザインで、初心者キャンパーのテント選びにも候補に上がる注目のテントです。

モーニンググローリー シンセティックは中央に1本のポールを据えたワンポールテントで、大型の前面パネルが大きく開口します。

写真のようにフロントパネルを跳ね上げれば、タープのような開放感で自然と一体になれるリビングスペースが生まれます。森林の中でも存在感抜群のデザインで、キャンプサイトをおしゃれに演出できると人気です。(※写真はフロントパネルを全開にした設営イメージ)

基本スペックと特徴

まずはモーニンググローリー シンセティックの基本スペックを押さえておきましょう。

  • 収容人数: 2~4人(大人2人が寝泊まり+ゆとりあるリビング、または大人4人でリビングシェルターとして利用可能)

  • 本体サイズ: 約W470×D440×H270cm(設営時) – 高さ2.7mと開放的で、大人が立って歩ける天井高です。

  • 収納サイズ: 約W76×D33×H23cm – 長さ1m未満に収まり、車載もしやすいサイズ。

  • 重量: 総重量9.4kg(ポール2.1kg、ペグ0.26kg含む)– 軽量化されたアルミポール採用で持ち運びも楽々です。

  • 素材: 本体生地は150Dポリエステル・オックスフォードに遮光PUコーティング(耐水圧3,000mm)+撥水加工・UVカット加工。ポール素材はA6061アルミ合金、ペグはジュラルミン製と耐久性と軽さを両立。

  • 付属品: 本体、センターポール×1、フロントポール×1、サイドポール×2、ハンガーテープ(ランタン等吊り下げ用)×1、ペグ×14、張り綱(ロープ)×11、本体キャリーバッグ、ポールケース、ペグ&ロープ収納ケース など。組み立てに必要なものは一通り揃っています。

こうしたスペックからも分かる通り、モーニンググローリー シンセティックはワンポールシェルターとしては珍しいベル型テントとティピー型を融合させた斬新な形状をしています。

大型フロントパネルによる出入りのしやすさと、サイドの小型ポール2本で側面を立ち上げている構造により、内部のデッドスペースを減らし広々とした居住空間を実現しています。

一面がメッシュになったフロントパネルは虫をシャットアウトしつつ開放感を楽しめる設計で、後述するようにベンチレーション(換気口)やスカートも備えておりオールシーズン快適に過ごせる工夫が満載です。

通常モデル(TC仕様)との違い

モーニンググローリーには元々TC生地(ポリエステルとコットンの混紡生地)を使用した「モーニンググローリー TC」モデルが存在し、こちらも人気を博していました。

シンセティックモデルはそのTCモデルと形状やサイズは同じですが、素材と細部仕様が異なることで使用感も変わってきます。この章では従来モデルとの違いを見てみましょう。

  • 生地(TC vs ポリエステル): 最大の違いはテント生地です。TC素材はコットン混紡のため厚みと質感の良さ、そして難燃性(火の粉に強い)や通気性に優れる反面、重量が重くなりがちで水を含みやすいという特徴があります。

    一方、シンセティックは完全ポリエステル製とすることで軽量化と防水性の向上を実現しました。ポリエステル生地は水を吸わず乾きが速いため、雨天時でも扱いやすくメンテナンスが容易です。

    実際、TCテントでは撤収時に雨を含んで重くなり乾燥が大変…という声がありましたが、シンセティックなら雨撤収でも比較的楽に持ち帰り、短時間で乾燥させられます。梅雨など湿度の高い季節のキャンプでも安心ですね。

  • 重量とポール: 上記の生地変更やポール素材変更により、重さは約1/3減という大幅な軽量化となりました。

    TCモデル(総重量14.35kg)はその頑丈さゆえに持ち運びや設営に気合いが必要でしたが、シンセティックは総重量9.4kgと10kgを切る軽さで、初心者や女性でも扱いやすくなっています。

    スチール製だったセンターポール・フロントポール類もA6061アルミ合金製となり、強度を保ちつつ軽量化されています。おかげで持ち運びや設営時の負担が軽減されているのを実感できます。

  • 防水性: モーニンググローリー シンセティックは生地裏面にPUコーティングを施し、主要な縫い目にはシームテープ加工がされています。これにより耐水圧3,000mmもの高い防水性能を持ち、急な雨でもテント内への浸水をしっかり防いでくれます。
    筆者がゲリラ豪雨にあった際もしっかりと雨を防いでくれました。

    TCモデルはコットン繊維が水分を含んで膨張することで防水性を発揮する特性がありましたが、ポリエステル版はコーティングにより初めから完全防水仕様なのが頼もしいポイントです。

    長時間の雨でも安心して過ごせるのは、ファミリーキャンプなどでは特に大切ですよね。

  • お手入れの容易さ: TCテント最大の弱点であったカビ問題も軽減されています。コットン混生地は濡れたまま放置するとすぐカビが発生しやすく、撤収後は完全に乾燥させる必要がありました。

    シンセティック生地はカビのリスクが低く、汚れも落としやすいため気楽に使えます。もちろん長持ちさせるために乾燥は必要ですが、TCほど神経質にならなくて良いのは嬉しいですね。

  • 難燃性と火の取り扱い: 反対に、TCモデルが持っていた火の粉に対する強さはシンセティックでは失われています。

    ポリエステル生地は火の粉で穴が開きやすいため、焚き火の火の粉には要注意です。(TCでも穴が開くときは空きます)

    公式にも「テントは必ず焚き火の火元から距離をとって設営すること」と注意喚起があります。

    またテント内での火器使用(ストーブ等)は厳禁とされています。

    冬に薪ストーブを使った本格キャンプをする場合は、難燃性に優れるTCモデルの方が適していますが、シンセティックでも石油ストーブや電気ヒーターなど安全な暖房器具を用いれば冬キャンプは可能です。

    いずれにせよ火気の扱いには細心の注意を払いましょう。

  • 価格とカラー: 一般にポリエステル製の方が安価になりそうなイメージですが、実はモーニンググローリー シンセティックの定価はTCモデルよりやや高めに設定されていました。

    これは先述の通り、生地コストやアルミポール・高品質ペグ採用によるもののようです。ただし最近では流通も安定し、セールでお得に入手できる機会も増えています(2025.05.18時点ではAMAZONで半額セール33,330円)。

    カラーについては、TCモデルが「ライトベージュ」という生成りに近いナチュラルカラーだったのに対し、シンセティックはややグレイッシュなサンドストーンカラーになっています。
    落ち着いたアースカラーでサイトによく馴染み、「シンセティックの色味の方が好き」という声もあるほどです。

以上が主な違いです。まとめると、シンセティック版は軽量・防水で扱いやすく、TC版は重量級だが難燃・通気性に優れるといった住み分けになります。

生地以外の機能面では大きな差はなく、フロント/バックパネルの開閉や付属品構成などは共通です。

どちらも魅力的ですが、「初心者にはシンセティックが断然扱いやすい」「焚き火中心の冬キャンプ派ならTCもアリ」といった具合に、自身のキャンプスタイルに合わせて選ぶと良いでしょう。

設営のしやすさと居住性

次に、設営(ピッチング)の容易さテント内の広さ・快適性についてお話しします。モーニンググローリー シンセティックはユニークな形状ながら、実は設営手順はシンプルで初めてでも安心です。

設営はシンプルで初心者も安心

ワンポールテントというと不安に感じる方もいるかもしれませんが、大まかな手順は以下の通りです。

  1. テント本体を広げ、四隅と側面の一部を付属ペグで仮固定する(ガイロープで広げる位置の目安テープあり)。

  2. テント中央にセンターポールを立ててテントを持ち上げる(※最初はやや後方に傾け立ち上げ、後で垂直に調整)。

  3. フロントパネル側に付属のロープを取り付け、フロントポールで入り口を持ち上げる。

  4. 前室部分のロープを適切な位置にペグダウンし、センターポールを垂直に立て直す。

  5. 付属のサイドポール2本をテント側面の所定位置に差し込み、サイドの壁面を立ち上げる。

  6. 各ガイロープをペグダウンしてテンションを調整し、全体をピンと張れば完成。

初見では「特殊な形だけどどう張るの?」と思うかもしれませんが、一度手順を覚えてしまえばとても簡単です。

筆者も初張りの際は説明書を読みながら恐るおそる作業しましたが、無事一発で設営完了。その後は手際よく設営できるようになりました。

実際に購入者のレビューでも「初めての人でも一度やれば問題なく設営できる」との声があり、初心者キャンパーでも安心して組み立てに挑戦できます。

ワンポール構造ゆえ部品点数も少なく、所要時間は慣れれば15分程度でしょう。テント生地が軽いおかげで持ち上げも楽々ですし、キャリーバッグにも余裕があって収納も難しくありません(多少雑に畳んでも入る大きさでした)。

圧倒的な広さと開放感

モーニンググローリー シンセティックの魅力は何と言っても内部の広さと開放感です。

最大高さが270cmもあり、背の高い成人男性でもかがまずに立てます。腰痛持ちの筆者にも優しい設計で、入り繰りも屈まずに入れます。

中央のワンポール以外に邪魔なフレームが無いため、テント内は非常に開けた空間になっています。床面直径は約4.7m × 4.4mもあり、2人用のインナーテントを入れてもリビングスペースに十分な余裕があります。

実際に使ってみて、大人2人+荷物であれば贅沢すぎるほどの広さに感じました。室内におこもりをするなら大人2人がピッタリくらい。

筆者はデュオキャンプでコット(簡易ベッド)を2台並べて就寝してみましたが、それでも「ハイコットを2台置いても余裕の広さ!」と感動したほどです。

寝具と荷物を置いてもまだ中央にスペースがあり、テント内で着替えたりくつろいだりしても窮屈感がありませんでした。

公式にも「コットスタイルなら大人2名就寝可能、チェアやテーブルのみなら4人でリビングとして利用可能」と案内されています。ファミリーキャンプで大人2名+子供2名**くらいまでなら、全員で団らんできる広さと言えるでしょう。

フロントパネルを跳ね上げた状態で正面から見ると、このように内部はとても広々しています。

センターポールを境に左右にチェアを置いてもゆとりがあり、小さなテーブルを囲んで4人が座れるリビングスペースが確保できます(写真では2脚のチェアを置いた例)。

開口部が大きいため解放感抜群で、テント内にいながら外の景色とも一体化できるのが魅力です。

快適性を高める工夫(通気・換気とスカート)

居住性に関して特筆すべきは、通気性と防寒性を両立する工夫が随所に凝らされている点です。

モーニンググローリー シンセティックには計4箇所のメッシュパネル+ベンチレーター(換気口)が設けられており、テント内の換気がしやすい構造になっています。

  • フロントパネル全面メッシュ: 出入口である前面パネルには大きなメッシュ窓があります。

    フルクローズもできますが、暑い日はメッシュに切り替えれば風通し良く虫も入らず快適です。開口部が広いベル型テントの弱点(熱がこもりがち)を克服する重要なポイントです。

  • サイドの三角メッシュ窓: 両側面下部にはスタイリッシュな三角形のメッシュベンチレーターがあります。

    ジッパーで開閉可能で、雨天でも雨が吹き込みにくい向きに配置されています。デザイン上のアクセントにもなっており、下から空気を取り入れて上部へ抜ける空気の流れを作ります。

  • トップ部ベンチレーション: テント頂上付近にも換気口があり、こちらも開閉調整できます。

    開閉用ジッパープルには延長用のロープ(ポール)が付属しており、背の低い方でも引きやすく工夫されています。上部にこもりがちな暖かい空気や煙を逃がすのに役立ちます。

  • バックパネルの開閉: テント背面のパネルもフルオープン/ハーフオープンの2段階で開けることが可能です。
    暑い夏は背面も巻き上げて風を通したり、日差しを遮りつつ通風を確保するハーフオープンが便利です。

  • スカート(裾幕)装備: テント下部周囲にはスカートが付いており、地面からの冷気を遮断し暖気を逃さない構造になっています。冬キャンプではこのスカートがあるだけで体感温度がかなり変わります。
    隙間風を防ぎ結露対策にも一役買うため、オールシーズン対応テントとしての完成度を高めています。

以上のように、暑い季節から寒い季節まで一年中快適に使える工夫が盛り込まれているのです。
実際、筆者は真冬のキャンプ(気温0度前後)でもこのシンセティックモデルを使用しましたが、スカートのおかげで外気の入り込みが少なく、小型のストーブ一台で十分暖かく過ごせました。
逆に夏場はフロントとサイドのメッシュを活用し、心地よい風が吹き抜けるリビングとして活躍。広い開口部から見上げる星空は格別で、「テントにいながら満天の星を眺める」という贅沢な体験もできましたよ。

実際に使ってわかったメリット・デメリット

ここからは、筆者がモーニンググローリー シンセティックを実際に使用して感じた良かった点気になった点を率直にまとめます。購入を検討している方にとってリアルな声として参考になれば幸いです。

特に良かった点 👍

  • 設営・撤収がとにかく楽 – ワンポール+軽量生地のおかげで、一人でも無理なく建てられます。

    初回こそ手順確認が必要ですが、一度やれば誰でも組み立てられる簡単さでした。

    撤収もポールを外して畳むだけなのでスピーディー。キャンプ初心者のテント入門としても不安が少ないでしょう。

  • 軽量で持ち運びやすい – 総重量9.4kgという軽さは驚異的です。従来TC版の14kg超と比べると約5kg軽いので、車からサイトへの運搬や設営時の持ち上げが非常に楽になりました。

    特にポール類がアルミ製で軽いのは助かります。大きめのテントにありがちな「重労働感」が無く、体力に自信がない方でも扱いやすいです。

  • 居住空間の快適さ圧迫感ゼロの広々空間には大満足です。高さ2.7mで開放的、直径4.5m近い床面は2ルームテント顔負けのリビングを生み出します。

    大人4人が余裕で団らんでき、2人なら贅沢すぎるほどゆったり。友人とのグループキャンプでも「中に入っても窮屈さを感じないね!」と大好評でした。

    インナーテントを付ければ寝室+リビングを両立できるので、悪天候でもテント内で快適に過ごせます。

  • 抜群の開放感と景色 – 大型フロントパネルを全開にすれば、目の前に自然が広がり最高のロケーションを楽しめます。

    朝はテント内から外の景色を眺めながらコーヒータイム、夜はメッシュ越しに焚き火の揺れる炎や星空を鑑賞…

    まさに「張り出しリビング」ならではの醍醐味です。虫の多い夏場でも前面メッシュで開放感と防虫を両立できるのは嬉しいですね。

  • 雨風に強くオールシーズン対応 – ポリエステル生地+PUコートで防水バッチリ。実際に突然の大雨に降られましたが、シームテープのおかげで浸水ゼロでした。

    またスカートと充実したベンチレーションで通年使える汎用性も魅力。【風通し確保→夏涼しく】【冷気遮断→冬暖かく】と季節を問わず快適に過ごせています。

    風速10m/sほどの環境でも使用しましたが、正面から風を受けても倒れることなく使用できました。

  • メンテナンスが簡単乾きが早い!お手入れ楽! これに尽きます。

    TCテント所有時は撤収後の乾燥に苦労しましたが、シンセティックは濡れてもさっと拭いて広げておけばすぐ乾燥。

    泥汚れもポリエステルだと落としやすく、少し擦ればきれいになります。カビの心配も少ないので精神的にも楽です。キャンプ頻度が高く雨の日でもキャンプをする人ほどこの手軽さはありがたいでしょう。

  • デザインと所有欲 – サバティカルならではの洗練されたデザインも見逃せません。自然に溶け込むアースカラーや、ベル型とティピー型を組み合わせた独創フォルムはサイト映え抜群。

    キャンプ場でも注目され、「それどこのテントですか?」と声をかけられたほどです。人気ゆえ被ることもありますが、それだけ定番&信頼の証とも言えます。

気になった点 🤔

  • 焚き火の火の粉に弱い – 前述の通り生地が化繊なので、焚き火の近くで使うと火の粉で穴が開くリスクがあります。

    実際、小さな火の粉が飛んできて米粒大の穴が一つ開いてしまいました…。

    焚き火好きな方はテントから十分距離を取るか、難燃タープを併用するなど対策をおすすめします。テント内での薪ストーブ使用も自己責任ですが、万一を考えるとシンセティック生地では慎重になった方が良いでしょう。

  • 結露が発生しやすい – ポリエステル生地は気密性が高いぶん、冷え込んだ朝には内部に結露(水滴)が付きやすいです。

    特にフルクローズで寝た翌朝、天井付近に水滴がびっしり…ということが数回ありました。

    幸い大型テントなので室内がびしょ濡れになるほどではありませんが、換気は適度にしておいた方が良いです。冬場はストーブ等で温度差が大きいと結露しやすいので、頂上ベンチレーションを少し開けておくなど工夫しています。

  • 設営スペースを広めに要する – ワンポール+ガイロープで固定する構造上、どうしても占有スペースが大きくなります。カタログ上のサイズ(4.7×4.4m)に加え、前後左右にガイロープ分の余裕が必要です。

    狭い区画サイトや林間の木と木の間では張り綱の取り回しに苦労するかもしれません。事前に区画サイズを確認し、ゆとりあるサイトを選ぶと安心です。

  • インナーテントは2人用 – 別売りのインナーテントを併用すると2ルーム化できるのは良いのですが、インナーのサイズは大人2名用で、それ以上の人数は収容できません。

    ファミリーで就寝するには工夫が必要で、小さなお子さんであれば大人と一緒にインナーで寝たり、もしくはインナー無しでシュラフを並べる等になります。

    4人家族が全員テント内で寝るには少々手狭に感じるかもしれません。この点、実際の就寝定員は実質2~3名と考えておいた方が良いでしょう。ただリビングとして使う分には4人でも十分な広さです。

  • 細かな点 – その他、小さな気になる点としては「付属ガイロープが一本で長いタイプなので、設営時に二股(Y字)ロープだともっと楽なのに」と感じました。

    また人気テントゆえキャンプ場で他の人とかぶりやすいです(最近は価格がお手頃なシンセティック版もかなり普及してきました)。しかしデザインが良いのでさほど気にならないというのが本音です。

良かった点・気になった点を挙げましたが、総合的には大満足のテントです。

デメリットも把握した上で使えば大きな問題にはなりませんし、何より快適さと扱いやすさのメリットが上回っています。

では次に、このモーニンググローリー シンセティックが初心者~上級者の各層にどう向いているか考えてみましょう。

初心者にもおすすめ?中・上級者はどう感じる?

結論から言えば、モーニンググローリー シンセティックはキャンプ初心者にも自信を持っておすすめできるテントです。その理由を初心者・中級者・上級者それぞれの視点で整理してみます。

  • キャンプ初心者におすすめの理由: 初心者がテント選びで重視するのは「設営の簡単さ」「快適性」「汎用性」ではないでしょうか。

    モーニンググローリー シンセティックはその全てを高レベルで満たしています。設営はシンプルな工程で迷わず行え、誰にでも取り扱いやすいモデルと公式が謳うほどです。

    一張りでリビングと寝室を兼ねられる2ルームシェルターとして使えるため1幕で完結でき、タープを別途用意しなくても快適に過ごせます。

    広さに余裕がありテント内で過ごす時間も快適なので、初めてのキャンプでもストレスが少ないでしょう。また全天候対応なので「雨が降ったらどうしよう…」という初心者の不安も軽減。

    実際、レンタルサービスでも本製品は「初心者OK」の評価が付いているほどです。価格面でも最近はセールや中古市場で手が届きやすくなっており、初めてのマイテントとして選ぶ方も増えています。

  • 中級者(ステップアップしたいキャンパー)に:

    ソロやデュオキャンプに慣れてきた中級者にとっては、モーニンググローリー シンセティックはステップアップや買い替え候補として魅力的です。

    例えばドーム型テントからシェルタータイプへの移行を考えている方には、設営のしやすさと居住性アップを実感できるでしょう。またキャンプ歴が長くなるとキャンプスタイルの幅を広げたくなりますが、このテントはソロ贅沢キャンプからグループキャンプ、ファミリーキャンプまで幅広く対応できる懐の深さがあります。

    「たまには友人家族と合同キャンプしたい」「冬はストーブを入れてぬくぬく過ごしたい」など、様々なシーンに応えてくれるので持っておいて損のない一幕です。

    中級者であればTC版との違いも理解した上で、自分の用途にベストな点を評価できるでしょう。軽量ゆえ遠征キャンプや連泊にも向いており、使い込むほど良さが出るテントだと感じます。

  • 上級者(ベテランキャンパー)にとって:

    多くのテントを見てきた上級者から見ても、モーニンググローリー シンセティックは良くできたシェルターだと映るはずです。

    既にTCモデルを愛用しているベテランも、「乾きやすさや軽さ・耐水性というシンセティック版のメリットは捨てがたい」と評価しています。

    上級者は冬の薪ストーブ運用や過酷な環境での使用を想定するため、生地の難燃性や耐久性に敏感ですが、その点も150Dポリエステルの厚手生地+丈夫なアルミフレームで安心感は十分。

    むしろ現行のテントトレンドを押さえたアップデートモデルとして興味を引かれるでしょう。唯一、ハードな焚き火好きにはTC版の方が向く場面もありますが、そうでなければシンセティック版の手軽さは大いなる利点です。

    「設営・撤収が楽でサイト映えもするから、最近はこっちばかり使っている」という上級キャンパーの声もあるほどで、ベテランがセカンドテントとして迎えるケースも増えています。

総じて、初心者~上級者まで幅広い層におすすめできる万能シェルターと言えるでしょう。それぞれに評価ポイントは違えど、「扱いやすく快適」という本質的な部分で高得点を叩き出すテントです。

モーニンググローリー シンセティックが活躍するシーン

続いて、このテントが特に威力を発揮するキャンプシーン別のおすすめポイントをいくつか提案します。

  • ゆったりソロキャンプ・デュオキャンプ:

    贅沢な空間を独り占めしたいソロキャンパー、あるいはカップルや夫婦キャンプに最高の居住性を提供します。

    寝転んでも余りあるスペースにチェアやコットを配置し、室内で調理や読書も悠々可能。天気が良ければ前面を開け放ち、焚き火を眺めながら「ソロ用リビングシェルター」として優雅な時間を過ごせます。

    筆者もデュオキャンプで使用しましたが、2人でコット+テーブル+ストーブを置いてもなお余裕があり、まさにホテルのスイートルーム級の快適さでした。荷物が多くなりがちな冬のソロキャンプでも広さに助けられます。

  • ファミリーキャンプ:

    4人家族までのファミリーにもモーニンググローリー シンセティックはおすすめできます。

    日中は広いリビングで子供が遊べる空間が確保でき、雨の日もテント内でボードゲームをしたりと快適に過ごせます。夜はオプションのインナーテントを寝室にすれば、小さな子供連れでも安心して就寝可能です(※インナーは2人用サイズなので、例えば大人2人+小さな子2人なら川の字で寝られます)。

    小学生くらいの子供ならリビングスペースに寝袋を敷いて寝るのもテントお泊まり体験として楽しいでしょう。

    前室が大きく開くので家族みんなで景色を見ながら団らんでき、キャンプの思い出が一層深まること間違いなしです。

    注意点はやはり就寝スペースの取り合いになるので、家族全員がゆったり寝るには工夫が必要な点ですが、それを補って余りある居住性が魅力です。

  • オールシーズン対応キャンプ:

    春・夏・秋・冬いつでも使える性能は、本製品の大きな強みです。例えば夏キャンプでは、通気性をフル活用して蚊帳代わりにもなるシェルターとして涼しく過ごせます。秋キャンプでは紅葉に囲まれたサイトでシェルター泊、ちょっと肌寒い夜もスカート付き&幕内ランタンの暖で快適。

    冬キャンプでは結露対策に気を付けつつ、小型ストーブや湯たんぽを駆使すれば幕内はぽかぽかです。TCほどの断熱性は無いものの、スカートと厚手生地のおかげで冬も十分実用範囲でした。

    雪中での使用も、適切に張れば150Dの耐久性で雪の重みにも耐えられます(ガイロープでしっかり支えましょう)。四季折々で違う表情を見せるテントなので、「一年中キャンプに行きたい!」という方には最高の相棒になります。

  • グループキャンプ・イベント:

    複数家族やグループでキャンプする際、大型シェルターとしてリビングスペース専用に設営する使い方もおすすめです。

    誰かの寝床というより、共同のリビング・キッチンテントとして使えば、宴会やおしゃべりの場として重宝します。

    4人がけのテーブルセットを中に入れて鍋パーティーもできますし、ちょっとした雨でも大勢が避難できる頼もしさがあります。

    「モーニンググローリーにみんなで集まって団らん」というシーンは、グルキャンならではの贅沢と言えますね。またイベント展示やフェスでも目立つデザインなので、おしゃれテントとしてサイトの主役になるでしょう。

以上のように、モーニンググローリー シンセティックは様々なキャンプスタイルで活躍します。ソロ~ファミリー、季節を問わず柔軟に使えるので、一幕持っておけば「どんなシチュエーションでも安心」と思える心強い存在です。

まとめ:どんな人におすすめか

最後に、モーニンググローリー シンセティックの総評と「こんな人に特におすすめ!」というポイントをまとめます。

<総評>
モーニンググローリー シンセティックは、従来の人気テントの良さを引き継ぎつつ、初心者でも扱いやすい軽さとメンテナンス性を備えた万能シェルターです。大型前室と広い居住空間、充実した換気・防水機能で快適性は折り紙付き

室内メインで過ごす筆者にはとても快適なテントでした。

実際に使ってみて「これは名品だ」と実感できるテントでした。設営・撤収の容易さも相まって、キャンプでのストレスを減らし「テントで過ごす楽しさ」を最大限に味わわせてくれます。初心者~上級者まで幅広いキャンパーから高評価を得ているのも頷けます。

<特におすすめな人>

  • 初めてのファミリーテントを探している初心者「初心者 キャンプ テント」にもピッタリな一幕です。設営簡単・広々空間で家族全員が快適。雨でも安心なので、初キャンプの不安要素を払拭してくれます。

  • ソロやデュオで贅沢キャンプをしたい人 – 広いシェルターを独占して優雅に過ごしたい方に。コットや大型チェアを持ち込んで、自分だけのリビングを作れます。ゆったりしたキャンプ時間を求める中上級者にも。

  • オールシーズン使えるタープ兼テントが欲しい人 – 夏は日除けと蚊帳代わり、冬は防風シェルターと暖房空間として、一年中使い倒せます。タープ無しでも成立する開放型テントなので、荷物を減らしたい方にも◎。

  • 設営撤収の負担を減らしたいキャンパー – 軽量でパーツ少なめ、撤収後の乾燥も楽々なので、毎週キャンプに行くヘビーユーザーや体力に自信のない方にもおすすめです。テント張りに時間をかけず、その分自然の中でゆっくり過ごせます。

  • おしゃれなキャンプサイトを演出したい人 – SABBATICALのテントというだけでサイト映えは保証済み。独創的デザインとカラーで、写真映えも抜群です。他のキャンパーとの話題作りにもなり、キャンプ場で注目の的になるでしょう。

軽さ・広さ・快適さの三拍子が揃ったモーニンググローリー シンセティックは、まさに「買って損なし」の優良テントです。

筆者自身、「これ一つあれば当分テントは買い替えなくていいな」と思えるほど満足しています。ソロからファミリーまで幅広く超おすすめできるテントです。

もしあなたが次のキャンプテントを検討中なら、このモーニンググローリー シンセティックを選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。きっとキャンプライフをより充実させてくれる心強い相棒になってくれるはずですよ。

ぜひ実際のフィールドで、その快適さと頼もしさを体感してみてください。素敵なキャンプライフを!🌲🏕️

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