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冬キャンプでこたつを使う利点
冬キャンプは澄んだ空気や静寂な自然を満喫できる魅力がありますが、寒さ対策が大きな課題になります。
寒さ対策を怠ればとてもではありませんが、キャンプを楽しむ余裕がなくなります。
筆者も初めて冬キャンプをした頃は東北の寒い場所で、外で焚火を使い寒さを凌ごうとしましたが、まったく暖かくなく地獄のような思いをしたこともあります。
寒さ対策は準備から。
そんな冬キャンプを快適に過ごすためのアイテムとして「こたつ」が注目されています。
本記事では、冬キャンプでこたつを使用するメリットや、冬キャンプこたつ使用で必要な物、電源なしで使う方法、初めての冬キャンプのこたつ使用で失敗しない為の方法について詳しく解説します。
1. 冬キャンプでのこたつの魅力と寒さ対策
冬キャンプでは気温が氷点下になることもあり、寒さ対策が不可欠です。一般的に、焚き火やストーブを利用して暖を取りますが、暖房器具であるこたつを活用するとより快適に過ごせます。
こたつの魅力
- 全身が暖まる：こたつは下半身をしっかり温めるため、寒さを感じにくくなります。
- 節電効果：電気ストーブと比較すると圧倒的に消費電力が少なく、長時間使用しても燃料や電源を節約できます。(電気ストーブだとどんな大容量でも一瞬でポータブルバッテリーは空になる)
- リラックス効果：こたつの中に足を入れるだけで、体が芯から温まり、心地よい空間を作れます。
- 家族や友人との団らん：こたつを囲むことで、自然と会話が弾み、キャンプがより楽しいものになります。
2. 冬キャンプでこたつを導入するメリット
① 快適なリビング空間を作れる
こたつをキャンプに取り入れると、リラックスできる屋外リビングを作れます。特に、風の強い日や雪が降る日でも、こたつの中にいれば快適に過ごせます。
② 寝る前の冷え対策
夜になると気温が一気に下がるため、寝る前に体を温めることが重要です。こたつを利用すれば、寝る前に体を温めておくことができ、冷えを防げます。
③ 暖房器具の補助として活用
こたつ単体でも暖かいですが、石油ストーブやホットカーペットと併用すると、さらに効率よく暖を取れます。
こたつをメインの暖房として使用し、サブの暖房器具と組み合わせるとバランスの取れた寒さ対策ができます。
④ 電源サイトを活用すれば安全
電源サイトを利用することで、安全に電気こたつを使えます。
特に、電気ストーブやエアコンに比べて消費電力が少ないため、ブレーカーが落ちる心配も少なく済みます。
3. 冬キャンプでこたつを導入するデメリット
① 荷物が嵩張る
荷物は正直結構増えます。こたつ一つ持ち出すだけで結構な労力に感じました。
②電源の問題がある
電源はどうやって確保するか？電源サイトがあるならいいが、なければ重さ20kg以上するポータブル電源を持ち歩かなければならなくなる。
4. 冬キャンプでこたつを使う際の注意点
① 電源の確保
こたつを使うには電源が必要です。電源サイトを予約するか、冬キャンプで電源サイトなしでこたつを使う方法についてはポータブル電源を用意する必要があります。電力不足にならないよう、事前に計画を立てましょう。
② 防寒対策をしっかり行う
こたつだけで完全に寒さを防ぐのは難しいため、防寒着やブランケットを併用しましょう。また、風を防ぐためにタープやテントのスカート部分を活用するのも有効です。
③ 火の取り扱いに注意
電気こたつは安全ですが、ガスや炭を使用するこたつは一酸化炭素中毒の危険があるため、換気を十分に行いましょう。できるだけ屋外で使用し、テント内での使用は避けるようにしてください。
④ 持ち運びや設置の手間
こたつは持ち運びが大変なため、軽量タイプやコンパクトに収納できるものを選ぶと便利です。また、こたつ布団もコンパクトなものを選ぶことで、荷物を減らせます。
5. 実際に使ってみた！
では実際にキャンプでこたつを使用してみましょう。
私が使用したのはこちら。
折り畳みのこたつです。足が折り畳み可能で荷物のスペースをかなりコンパクトにすることができます。
以前は折り畳みではない小さなこたつを使用していましたが、とてもではありませんが大きいし荷物のスペースも取られるしで折り畳みを買いなおしました。
足をセットするとこんな感じで普通のこたつですね。
では実際にこたつを使用するスペースを作ります。
私は知り合いから頂いた断熱材を使用し、それをフロアにしています。
これに座るとまったく寒くなく、お尻の冷えに悩まされません。
断熱材の上にラグ、もしくはブランケットを敷きます。
その上にこたつ。ソロではこれくらいのスペースがちょうどいいです。
そしてこたつのセットは完了！
グランドチェアもセットし、これで居住スペースは完成。残りは電源の配置です。
私はBLUETTIのポータブル電源を使っています。
AC200Pというモデルで大容量の2,000whです。これによりこたつの長時間稼働が可能です。
計測したところ、設営完了してこたつを起動してから7時間で100%→61%でした。かなり長時間稼働できますね。
最終的にこんな感じのレイアウトになります。
どうでしょう？ゼインアーツのテントであるウータSに綺麗に収まっています。
こたつのお座敷スタイルでこんな感じにテントから外の景色が見えます。
かなり贅沢ですね。
冬キャンプでここまで準備するとかなり快適になります。
6. まとめ
冬キャンプにこたつを取り入れることで、寒さを防ぎながら快適な空間を作ることができます。
特に、家族や友人との団らんを楽しみたい人や、落ち着いたリビング風にレイアウトを整えたい方には必見のおすすめのアイテムです。
ただし、電源の確保や防寒対策、火の取り扱いには注意が必要です。
寒い冬でも快適に過ごせるこたつキャンプをぜひ楽しんでみてください！
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