F Plus「マルチなバーナーライター」を使ってみた|炙り・着火がはかどる高火力ライター【キャンプ/BBQ】
目次
はじめに:火起こしが“楽”になるとキャンプはもっと楽しい
焚き火、炭の火起こし、バーナーの着火、料理の“炙り”。キャンプの気持ちよさは、結局「火」をどう扱えるかで決まります。
今回は、F Plusの「マルチなバーナーライター」を実際に使いながらレビュー。
バーナーフレーム⇄ソフトフレームを切り替えられるのが最大の特徴。用途に合わせて炎を使い分けられるので、炭起こしからスイーツの表面炙りまで幅広くこなせる万能選手です。
燃焼炎温度は約800〜1,300℃**と高火力で、外でも頼りになる手ごたえでした。
製品のポイントをざっくり
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炎の切り替え:バーナーフレーム(直進性のある炎)とソフトフレームを切り替え可能
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安全ロック & ホールド:誤点火防止ロック、着火状態保持のロックボタン付き
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再充填OK:ライター用ガスボンベから繰り返し充填できてコスパ良し
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サイズ感:47×86×187mm/約160g。手に収まりつつ、現場で扱いやすい大きさ
使い方の実際:キャンプサイトでの一連の流れ
1) まずは炎のモードを選ぶ
着火前に燃焼炎切り替えボタンを「バーナーフレーム」の位置へ。
公式手順ではソフトフレーム側からの着火は不可なので、ここは先に切り替えるのが正解です。
2) 炎サイズの基準を作る
炎調整レバーはまず中央へ。マイナス側で小さく、プラス側で大きくなりますが、マイナス方向に振り切ると点かないことがあるので、中央スタートが安定。
3) 誤作動防止ロックを解除
ロックボタンを解除してから着火。
サイトの荷物が多い時や子どもがいる時に、このロックが安心感をくれます。着火後はロック方向にスライドすると指を離しても炎が保持できるのも便利。
片手が空くので炭の並べ替えや食材の準備がスムーズでした。
4) 連続使用は“2分以内”を守る
2分以上の連続着火はNG。
器具の破損や火傷リスクがあるので、断続的な連続使用も避けるのが公式推奨です。高火力ツールゆえのルール、ここはしっかり守りましょう。
現場で感じた「便利さ」と「向いてる作業」
炭起こし・焚き付け
直進性のあるバーナーフレームが得意分野。着火剤やフェザースティックを狙って当てやすく、初動が速い。
火が回り始めたらソフトフレームに切り替えて微調整、という“二刀流”ができるのがこのモデルの醍醐味。
料理の“仕上げ炙り”
スイーツのキャラメリゼ、チーズの表面焼き、魚の皮目のパリッと仕上げなど、ピンポイントに熱を入れたい料理にバーナーフレームは抜群。家庭でも“キャンプのごちそう”感が出せます。
燃焼温度が高いので、短時間で仕上げたい場面に向きます。
ランタン・ストーブの点火
ソフトフレームは普段使いの着火に扱いやすく、コールマン系の燃焼器具でも手元の操作ミスが減る印象。
安全面:ここだけは押さえて!
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ロック解除→着火→必要なら保持ロックの順で。片手作業は便利ですが、炎の向きだけは常に確認。
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2分以上の連続使用禁止。高温部はしっかり冷ましてから収納を。
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充填は屋外か換気の良い場所で、必ずライター用ガスボンベを使用。再充填できる分、取り扱いは丁寧に。
そして意外と火が大きくてびっくりするので中止してください!
スペックを“キャンプ目線”で解説
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サイズ/重量(47×86×187mm・約160g):ポケットインは厳しいけど、チェアサイドのポーチやテーブル引き出しにちょうどいい。紛失しづらい実用サイズ。
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カラー3種(ホワイト/グレー/グリーン):サイトのトーンに合わせやすく、ギア映えします。
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再充填式:使い捨てにしないからランニングコストとゴミ削減のバランスが良い。
よくある疑問に答えます(FAQ)
Q. 炭の火起こしはこれで十分?
A. 着火剤+本機のバーナーフレームで初動はかなり早くなります。風が強い日は風下から低い姿勢でアプローチを。燃えやすい素材から段階的に火を育てると安定します。 エ
Q. 家でも使える?
A. 料理の仕上げ炙りやキャンプ前の点火テストに便利。屋内では換気最優先で、可燃物の近くは避けてください。
Q. ガスはどれを買えばいい?
A. 公式はライター用ガスボンベで再充填可能と案内。手持ちのカセットガスではなく、専用のライターガスを選びましょう。
向いている人・向いていない人
向いている
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着火から料理の炙りまで一本で完結させたい人
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再充填式でコスパ良く長く使いたい人
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誤点火防止のロックや、炎保持ロックを求める人
向いていない
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超軽量ミニマム装備だけに絞りたいUL派
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長時間連続燃焼を想定している(本機は2分以内の運用ルールあり)
まとめ:一本で“着火〜仕上げ”まで。キャンプの自由度が上がる
F Plus「マルチなバーナーライター」は、用途で炎を切り替え、安全ロックで扱いやすく、再充填で長く使える“キャンプ現場向けライター”。約800〜1,300℃の高火力で、火起こしも料理の仕上げもスムーズになります。サイトに一本、家にも一本。そんな定番ポジションを狙える道具でした。
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