ウータSとは?

キャンプ愛好者の間で注目を集めている「ウータS TC」は、オールシーズン対応の高機能テントです。

シンプルながらもスタイリッシュなデザインで、ソロキャンパーから少人数のキャンパーに最適なサイズ感を持っています。

特に、冬キャンプに対応した薪ストーブの設置が可能なトリプルジッパー等の仕様が魅力です。

まさに冬キャンプにおすすめのテントと自信をもって紹介できます。

この記事ではウータの特徴やメリット・デメリット、使ってみた使用感等をお伝えします。

製品スペック

  • サイズ:3.7m × 2.95m(使用時)
  • 重量:11.5kg
  • 収容人数:1〜2人
  • 素材:ウォール:TC(コットン&ポリエステル混紡素材)・撥水加工、スカート・トップキャップ:210Dポリエステルオックス
  • 耐水圧:1,500mm
  • 設営時間:おおよそ10〜15分
  • 対応シーズン:オールシーズン対応
  • その他:スカート完備、トリプルジッパー、ワイドビューのフロントパネル

ウータSの特徴

① 簡単設営

ウータSはシングルポール構造を採用しており、初心者でも簡単に設営が可能です。ペグダウンしてポールを立てるだけのシンプルな作りなので、一人でも手軽に設置できます。

② 薪ストーブ対応

冬キャンプには欠かせない薪ストーブの使用を前提に設計されており、テントの任意の場所に薪ストーブを設置可能。

これは薪ストーブを使う上ではかなり使いやすく、レイアウトの自由度が広がる。

③ 高耐久&高防水

素材にはポリコットンが使用されており、一般的なナイロンやポリエステル製のテントに比べて耐久性と通気性に優れています。また、難燃性加工が施されているため、焚き火の火の粉が飛んでも穴が開きにくいのも特徴です。

④ 優れた通気性

夏場でも快適に使用できるよう、メッシュ付きの大型ベンチレーションを装備。結露を抑えながら、内部の湿気を逃がしてくれる設計になっています。

リアパネルもメッシュにすることで通気性を大幅に向上させることができます。

フロントパネルが開放的

ウータSは何と言ってもそのフロントパネルの大きさでしょう。

下の写真のようにパネルを上げることでメッシュにでき、大きく外の視野を確保できかなり開放的な気分を味わえます。

ウータSのメリット・デメリット

 メリット

  • 設営が簡単:初心者でも扱いやすいシンプルな構造
  • 薪ストーブ対応:冬キャンプでも暖かく快適
  • 耐久性が高い:ポリコットン素材で長期間使用可能
  • オールシーズン対応:夏は通気性がよく、冬は保温性が高い
  • 圧倒的な解放感:フロントパネルが大きく開いているために、解放感が凄い

 デメリット

  • 重量がやや重い:ポリコットン素材のため、軽量テントと比べると重量がある
  • 価格がやや高め:高品質な素材を使用している分、初期投資が必要
  • 乾燥に時間がかかる:ポリコットンは濡れると乾燥に時間がかかるため、撤収時に注意が必要
  • 天井は低く入り口も低い:入り口から入る際はかなり屈まなければ入れなく、腰痛持ちには結構辛い
  • 上記の理由でロースタイルが必須:全体的に背が低いテントで、中から外の景色を味わうにはロースタイルでなければならない。そうでなければせっかくのフロントパネルが無駄に

 

実際に使用してみた写真

では実際に使用した写真を見てみましょう。設営風景は割愛します。

やはりまず目を引くのはこの大きなフロントパネルでしょう。

おこもりスタイルで外の景色をこれだけ楽しめるテントはなかなかありません。

テント内からの景色です。

ロースタイルに限定されますが、お座敷スタイル等にすればかなり外の景色を楽しめます。

薪ストーブはトリプルジッパーのおかげでかなり自由に煙突の位置を決めることが可能です。

薪ストーブをインストールする前提のテントは冬キャンメインの私にはかなり助かります。

ウータのメインは冬だと思っています。

やはり雪とセットは非常に似合うのではないでしょうか?薪ストーブから出る煙もかなり風情がありますね。

デザイン性もかなり高いテントだと思っています。夕焼けに照らされる姿はとてもかっこいいですね。

雪に化粧されたウータはかなり綺麗ですね。

私はこの姿を見た時に、このテントの新しい魅力に取りつかれました笑

夜はこのような配置で天体観測を楽しむこともできます。

東北の冬は寒いところだと-25℃などとても寒くなるので、おこもりスタイルで中から外を見て暖まりながらアクティビティを楽しめるのはかなり助かります。

こちらは豪雪地帯でのキャンプの時のものです。

積雪は1.5mで、場所によっては4~6m程積雪している場所がありました。

そんな地域でもこのように天体観測を楽しみながらキャンプをすることができました。

とは言ってもこの時はフロントパネルを閉めて天体観測を中からしていましたが笑

まとめ

ウータSは、設営のしやすさ、薪ストーブ対応の機能性、高耐久性など、多くの魅力を兼ね備えたテントです。

特に冬キャンプを楽しみたい方にとっては、薪ストーブを使える仕様が非常に魅力的でしょう。一方で、重量や価格の面での課題もありますが、それを上回る快適性と機能性を持つテントと言えます。

これから本格的なキャンプを楽しみたい方、特に冬キャンプに挑戦したい方は、ぜひウータSを検討してみてはいかがでしょうか?