初心者でも安心!薪ストーブの使い方と楽しみ方

寒い季節になると、心地よい暖かさと炎の揺らめきに癒される薪ストーブの魅力が際立ちます。

しかし、初めて使う場合は「どうやって火をつけるの?」「何に気をつければいいの?」と疑問も多いはず。

この記事では、薪ストーブの基本的な使い方や注意点、さらに楽しむためのポイントをご紹介します。

薪ストーブを使う準備

薪の選び方

  • 乾燥した薪を使うのが基本!含水率が20%以下の乾燥薪がおすすめです。乾燥が不十分な薪は煙が多く出たり、ストーブ内部を汚したりする原因になります。
  • 薪の長さに注意!
    薪ストーブによっては奥行き30cmしかなく35cmある薪が入らないという事も。
    対策はそもそも奥行きの長い薪ストーブを買うか、薪を切るかです。
  • 薪バッグで運ぼう!

薪バッグで2つもあれば一泊は十分に持ちます。

薪を運ぶ際は是非バッグを使用しましょう。

  • 共通で必要な道具
    火ばさみ
    着火剤(新聞紙や市販の着火ブロック)
    軍手や耐熱グローブ

実際に薪ストを使ってみた!

今回私が使ったのはPOMOLYの薪ストーブです。

これはアマゾンで購入したもので38cmの奥行きがあるために、ほとんどの市販の薪が入ります。

用意したのは下記のものです。

・薪ストーブ
・プロテクター
・断熱シート
・煙突
・煙突固定用ロープ
・火消し壷
・ストーブファン
・クリップ扇風機
・火ばさみ
・灰スコップ(あれば掃除が楽)
・一酸化炭素チェッカー

薪ストーブ設置までの手順!

まずは断熱シートを敷きます。これは50cm×50cmなので寸法は少し足りません。

できれば1m×1mを用意しましょう。

シートの上に薪ストーブを設置します。

ここで場所の選定をしてレイアウトをしっかりと決めましょう。

煙突とプロテクターを設置しましょう。

プロテクターはしっかりと設置場所を決めておかないと風でテントに煙突があたり火事になったりするので気を付けましょう。

メッシュプロテクターを中と外から見た様子です。テントの生地に接触しないようにしっかりと配置を決めましょう。

 

次に煙突をガイロープで地面にペグで固定します。

本来ならこのような固定輪という器具を煙突につけてロープを設置するのですが、私の場合はロープをつける場所が元からついてあるスパークアレスターを煙突の先端に設置しているので、私はここからロープを設置します。

これで設置が完了しました。

ロープもしっかり固定したので多少の風が吹いても安心です。

ちなみにここでようやくストーブファンとクリップ扇風機の出番です。

この2つがあるだけで体感5℃以上は違います。体感5℃だと世界がまったく違うので是非導入するようにしましょう。

ストーブファンはこのように設置します。

熱でファンが動き暖かい空気を自分のほうに送ってくれるのでかなり暖かいです。

クリップ扇風機はテントのポールに取り付けて使います。

薪ストーブをつけてテントの中で立つと、足元は寒く頭は暖かいという不思議な経験をします。

これは暖かい空気が天井に集まっているためで、この暖かい空気をしたに下ろすことにより段違いに暖かくなります。

消化の仕方!

一般的には火消し壺に薪を入れて消化します。

寒いですがテント内をフルオープンにして、薪ストーブを開けて灰スコップ等で灰をかき出し火消し壺にいれます。

この際に火消し壺はとんでもなく高温になるので注意しましょう。

鉄製のテーブルに置いて、冷ますことになります。

もっと楽な方法として水で消化する方法があります。

水で消化すると火の粉が飛んで危ないと言いますが、かなり時短になるので私は水で消化して翌日火消し壺に入れています。

ちなみに便利道具で私はこのハンディウォッシャーで薪ストーブの火を消しています。

寝るときに自然鎮火を待つととんでもなく寒くて耐えられないので、シャワーを浴びせて消すとすぐに消えるので重宝しています。

人によっては水をかけて消化するのは危ないと言いますが、焚火なども普通に水をかけて消化するので私はありだと思っています。

少なくとも薪ストーブを使い始めて3年、一度もトラブルはあったことがありません。

 

一酸化炭素チェッカーも必ず用意!

一酸化炭素チェッカーは必ず必要です。

燃焼するものであれば必ず発生する有害なもので、目に見えず無臭。

濃度が濃すぎると1分も経たずに命を落とすこともあるので、必ず用意しましょう。

私は3個は必ずテント内に設置して安全に気を使っています。

 

薪ストーブの暖かさ

ということでようやく薪ストーブを付けました!

薪ストーブはやはり暖かく猫が暖を取りに来るほどでした笑

-5℃でも20くらいにはなりますから、かなり暖かいですね。

人によってはこれだけの手順と準備を踏んでストーブをつけることを考えれば、石油ストーブのほうが楽だと思うかもしれませんね笑

一酸化炭素中毒の危険性は薪ストーブのほうが低いので、私は石油ストーブより薪ストーブを愛用しています。

そして何と言ってもテント内で見れる火というのはとても癒し効果があります!

これを見るためにも薪ストーブを使う価値は十分にあると思いますね!

 

最後に!

これはよく聞く話ですが絶対にやめてほしい事です!

それは薪ストーブをつけたまま寝ることです!

まともなキャンパーからしたら100%ありえない事です。

寝てる間に煙突から風が逆流して一酸化炭素濃度が致命的な濃度になり、寝ている間に命を落とす可能性もあります。濃度によっては1分で命を落とす危険もあります。

また風で薪ストーブが転倒して火事になることも考えられます。

このタイプの人間は死んでからあの世で反省するか、一酸化炭素中毒になり重い障害を一生かかえるかになります。

しっかりと火消しを行えばこのような事はなくなるので、必ず消火して寝ましょう!

この記事を読んだ方はその方達の真似をしないように注意しましょう!

まとめ!

この記事を読めば、薪ストーブを使ったキャンプがもっと楽しく、そして安全に楽しめるはずです。

ここまで読んだ方は安全に薪ストーブを使用することができるでしょう!

この冬、薪ストーブでキャンプライフをワンランクアップさせてみませんか?

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