お座敷スタイルで冬キャンプをもっと快適に!その魅力と実践のコツ

冬キャンプを楽しむとき、多くの人が悩むのは「寒さ」と「快適さ」の両立ではないでしょうか?

そんな悩みを解決してくれるのが、近年注目を集めている「お座敷スタイルキャンプ」です。

お座敷スタイルとは、テントの中を畳やカーペットのような居心地の良い空間にアレンジし、自宅のようにリラックスできるキャンプスタイルのこと。

この記事では、お座敷スタイルの魅力や実践のコツについて詳しく解説します。

お座敷スタイルキャンプ


お座敷スタイルの魅力とは?

お座敷スタイルキャンプの最大の特徴は、「快適さ」と「温かさ」です。

特に冬キャンプでは、地面からの冷気が最大の敵ですが、お座敷スタイルでは以下のような工夫で寒さを和らげることができます:

  • 床材で断熱効果アップ
    ラグやホットカーペットを敷くことで冷気をシャットアウトできます。さらに、雪上キャンプでも底冷えを防ぐ効果があります。

お座敷スタイルキャンプ

  • くつろぎ空間を実現
    椅子やベンチを使わず、座布団や毛布を活用して、まるで自宅のリビングのような居心地を実現。快適な居住空間を作り、冬キャンプを楽しむことができます。

お座敷スタイルキャンプ

  • 荷物が効率的に整理できる
    フラットな床を活用すれば、荷物の整理整頓が簡単に。室内の空間が広く使えるのも大きなメリットです。
    お座敷スタイルキャンプ

また、家族や友人との団らんを大切にしたい方には最適なスタイルです。

一つの空間に集まりやすいので、焚き火の代わりにテント内で温かい時間を共有することができます。


冬キャンプでのお座敷スタイルのメリット

冬のキャンプは寒さとの戦いですが、お座敷スタイルにすることで、以下のような具体的なメリットが得られます。

自宅のリビングのようにくつろげる

椅子やテーブルを使わず、床に座るスタイルなので、のんびりとくつろげるのが魅力。家の中のようにリラックスした時間を過ごせるため、長時間の滞在でも疲れにくいです。

小さな子どもやペットと一緒でも安心

お座敷スタイルなら、子どもが転倒する心配が少なく、ペットもリラックスしやすい環境になります。フラットな空間なので、家族全員で安心して楽しめるのもメリットの一つ。

暖かさの確保
お座敷スタイルでは、厚手のラグやブランケットを床に敷くため、地面からの冷気を遮断できます。

また、こたつやポータブルヒーターを追加することで、真冬でもポカポカの快適空間が実現します。

お座敷スタイルキャンプ

快適な睡眠環境

フラットな床にエアマットや毛布を敷くことで、寝心地がぐんと向上。特に、湯たんぽや電気毛布を併用すれば、寒い夜もぐっすり眠れます。

見た目もおしゃれ
ラグやクッションをカラフルにコーディネートすることで、テント内がインスタ映えするおしゃれ空間に。

キャンプの楽しみがさらに広がります。

お座敷スタイルキャンプ


お座敷スタイルキャンプのデメリット

 雨や雪で床が濡れると大変

お座敷スタイルは床に直接座るため、テント内に雪や雨水が入り込むと床が濡れてしまいます。

特に雨の日や雪中キャンプでは、防水シートやグランドシートを活用し、しっかり対策する必要があります。

 テントの設営がやや大変

お座敷スタイルでは、通常のキャンプよりもテント内のレイアウトに気を遣う必要があります。

床材を敷き詰めたり、こたつを設置したりするため、通常のスタイルよりも準備や片付けに時間がかかることがあります。

 スペースを広く使うため、大型テントが必要

テーブルやチェアを使わずにフラットな空間を作るため、通常よりも広いスペースが必要になります。

そのため、大きめのテントやシェルターを準備する必要があり、持ち運びや設営に手間がかかることも。

 一酸化炭素中毒のリスクに注意

寒い時期は、テント内でこたつやストーブを使用することもありますが、一酸化炭素中毒の危険性が伴います。

しっかり換気を行い、一酸化炭素チェッカーを設置するなど、安全対策を徹底しましょう。

 食事スペースの確保が難しい場合も

フロアスタイルのため、食事の際にテーブルを置くとスペースが狭くなることがあります。

ローテーブルを活用するか、食事時だけ通常のスタイルに切り替えるなどの工夫が必要です。

 

お座敷スタイルを始めるための基本アイテム

お座敷スタイルキャンプを快適に楽しむためには、以下のアイテムが役立ちます。

  • 断熱材やラグ:防水仕様のラグや断熱シートを使えば、地面の冷たさを感じません。お座敷スタイルキャンプ
  • ブランケットやクッション:ぬくもりをプラスし、リラックスできる空間を演出。
    お座敷スタイルキャンプ
  • 薪ストーブor石油ストーブ:暖かい暖房器具で効率的にテント内を暖めましょう。
    その暖かさは野良猫ですら入ってくるほどです笑
    お座敷スタイルキャンプ

 

  • コンパクトなこたつ:電源サイトを利用できる場合、小型のこたつを導入すると快適さがさらに向上します。
    お座敷スタイルキャンプ私はポータブル電源で使用しており、2000whの容量で8時間動きます。こたつは最初は折り畳みではない物を使っていましたが、あまりにも荷物のスペースを奪うために折り畳みの物を使っています。

お座敷スタイルを楽しむためのポイント

お座敷スタイルキャンプ

 道具選び

お座敷スタイルを楽しむためには、適切な道具選びが重要です。

テントは、お座敷スペースを確保できる広さがあるものを選びましょう。

ラグやマットは、クッション性があり、地面からの冷えを防ぐ素材を選ぶのがおすすめです。

設営

お座敷スペースを設営する際は、地面を平らにならしてから、ラグやマットを敷きましょう。

テントの入り口付近に、靴を脱ぐスペースを作っておくと便利です。

過ごし方

お座敷スタイルでは、靴を脱いでリラックスして過ごしましょう。

お茶を飲んだり、読書をしたり、昼寝をしたりと、ゲーム・映画を楽しんだりと思い思いの時間を過ごしてください。

楽しみ方は人それぞれです。

十人十色で1人1人キャンプスタイルは違います。

私のように薪ストーブでおこもりを楽しむキャンパーもいれば、外で野営スタイルで焚火をしながら楽しむ方もいます。

自分に合ったスタイルを見つけて楽しみましょう!


お座敷スタイルで気を付けるポイント

安全かつ快適に楽しむために、以下の注意点を押さえましょう:

お座敷スタイルキャンプ

換気を確保する
暖房器具を使用する場合は、一酸化炭素中毒を防ぐために十分な換気を行うことが重要です。

個人的にはテント内で対角線になるように30cm程の換気口を開けてあればベストです。

一酸化炭素中毒チェッカーの適正な配置

一酸化炭素中毒チェッカーは最低2台用意しましょう。

私はテント上部に1台、座った時の視線の高さに1台、低いところに1台の計3台を配置します。

一酸化炭素中毒は濃度に違いはあれど、比重に違いがほぼないと言われるために上下どこに溜まるかわからないので、備えは万全にしましょう。

薪ストーブの軸遮熱に注意

薪ストーブ設置時は軸遮熱で地面の雪が溶けることに気をつけましょう。

気が付いたら薪ストーブの下の雪が溶けて30cmも薪ストーブが下に下がり、テントを煙突が接触して火事などということも考えられます。

1m程度の断熱シートを薪ストーブの下に敷いて、軸遮熱を防ぎましょう。

防水対策を忘れずに
雪や湿気が入り込むことを防ぐため、床材やラグには防水性のあるものを選びましょう。

荷物の整理整頓
広い空間を活用する分、荷物が散らばりがちになります。収納ボックスなどを使い、整理整頓を心がけましょう。
お座敷スタイルキャンプ


まとめ

お座敷スタイルキャンプは、寒い冬でも快適で心地よい空間を作り出せる新しいキャンプの楽しみ方です。

家族や友人と一緒にリラックスした時間を過ごしたい方には特におすすめ。

寒さを乗り越え、快適さとおしゃれさを両立させたキャンプ体験をぜひ楽しんでみてください!

お座敷スタイルキャンプ

 

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