冬キャンプと夏キャンプの違い
キャンプといえば夏のイメージが強いですが、冬キャンプにはまた違った魅力があります。澄んだ空気の中で焚き火を囲んだり、虫の心配をせずに過ごせたりと、快適に楽しめるポイントが多いです。
しかし、寒さ対策を怠ると快適さが損なわれるだけでなく、体調を崩す原因にもなります。そのため、冬キャンプでは特に テントの選び方 が重要です。
化繊かTCか
テントの生地には主に ポリエステル(化繊) と TC(ポリコットン) の2種類があります。
化繊は軽量で乾きやすい特徴があるため、手軽に扱えます。一方、TC素材はコットンを含むため 断熱性が高く、結露が少ない というメリットがあります。
TCテントがおすすめの理由
冬キャンプでは TCテントが特におすすめ です。その理由は以下の通りです。
- 結露が少ない :冬は寒暖差が大きく、化繊テントだと内部が結露しやすいですが、TC素材は吸湿性があるため結露が軽減されます。
- 断熱性が高い :コットンが含まれていることで外気温の影響を受けにくく、暖かさを保ちやすいです。
- 焚き火との相性が良い :TC素材は化繊に比べて燃えにくいため、テントの近くで焚き火を楽しみやすいです(※それでも安全対策は必須)。
これらの理由から、寒さ対策が必要な冬キャンプではTCテントが活躍します。
私が使用しているテントで使い分けの比較
では私が使用してるテントでどういう理由で使用しているか紹介していこうと思います。
●ウータS
これは冬に薪ストーブを使う際に良く使用しています。
理由は何と言ってもトリプルジッパー!
背面にあるこのジッパーが3つ付いていることで、色々な場所から煙突を出すことができ、テント内のレイアウトの自由度が上がります。
最近のテントはトリプルジッパーになっているものも多々あるので、よく調べてから購入しましょう。
初期ロッドだとシングルジッパーで、後期ロッドがトリプルジッパーのテントもあるので注意が必要です。
あとはベンチレーションが付いているテントも大事です。
密閉していると一酸化炭素中毒になるので、通気がしやすいテントかどうかよく調べるのも大事です。
●ゼクーM
次はゼクーMです。こちらは何と言ってもその巨大さが売りでしょうか?
正直デカすぎてソロだと使わなくなりました笑
Mでも十分にデカいです。
またこの商品もトリプルジッパーで煙突の位置が調整しやすいです。
●レンコンテント2M
こちらはDODさんの商品で、上から見た際にレンコンのように見えるのが特徴的です。
窓が沢山ついているので、色々な所から薪ストーブの煙突を出せるのでかなり便利です。
おこもりをするには少し小さいですが、ソロなら十分な広さです。
●モーニンググローリー Synthetic
こちらは化繊のテントです。
正直冬向けテントではなく、春~秋向けのテントだと思います。
ですが前面パネルの圧倒的な解放感、そして冬の澄んだ空気で見る外の景色は何より絶景です。
0℃より上であれば私はこのテントを持って行ってキャンプをします。石油ストーブでも十分暖まれるので、外の景色も楽しみたい方にはおすすめです。
モーニンググローリーTCもあるので、冬をメインで使う方はそちらを買いましょう。
ただし東北より上だと気温が寒く、正直閉め切っておこもりキャンプばかりになるので、お住いの地域の気温を調べてご自身のキャンプスタイルに合わせたテントを買うことを強くお勧めします。
まとめ
冬キャンプを快適に楽しむには、適切なテント選びが重要です。ポリエステル素材は軽量で扱いやすいですが、寒さや結露の対策を考えると、 TCテントの方が快適に過ごせる でしょう。
焚き火との相性の良さも魅力なので、冬キャンプを計画している方は、ぜひTCテントをチェックしてみてください!
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